DIYで使うのこぎりを探しているけれど、「どれを選べばいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、DIY用のこぎりは「何を切るのか」と「どのような作業に使うのか」で選ぶことが大切です。
木材を中心に幅広いDIYに使うのであれば、私は「ゼットソー265」をおすすめします。
この記事は、これからDIYを始める方や、DIY用のこぎりの購入・買い替えを考えている方に向けた記事です。
私は金物店を先代から引き継いで10数年、建築工具・建築資材・家庭金物などを販売してきました。
これまで大工などの建築職人、工務店、DIYをする一般のお客様など、幅広い方にのこぎりを販売し、ゼットソー、玉鳥、シルキー、アルスなど複数メーカーの商品を取り扱っています。
その販売経験から、さまざまな木材や作業に幅広く対応しやすいゼットソー265をDIY用としておすすめしています。
この記事では、金物店での販売経験をもとに、DIY用のこぎりの選び方からおすすめ商品まで、わかりやすく紹介します。
DIYにおすすめののこぎりは?まず結論

DIYで使うのこぎりを選ぶなら、まずは何を切るのかを考えましょう。
木材を切るDIYが中心であれば、木工用のこぎりが基本になります。
ただし、DIYといっても、棚を作るのか、2×4材を切るのか、家具を作るのかによって、使いやすいのこぎりは変わります。
そのため、「DIYならこの1本」と決めるのではなく、自分が実際に行う作業に合わせて選ぶことが大切です。
DIY用のこぎりを選ぶ4つのポイント
①何を切るのか
DIYでのこぎりを使う場合、最初に考えたいのが「何を切るのか」です。
DIYでよく使われる材料には、
- 2×4材
- SPF材
- 集成材
- 合板
- 板材
- 角材
などがあります。
木材を切るのであれば、木工用のこぎりを選ぶのが基本です。
ただし、木材の種類や厚さ、切り方によって、使いやすいのこぎりも変わります。
「木を切るのこぎりにはどんなものがあるの?」という方は、\[木を切るのこぎりについて詳しくはこちら\]も参考にしてください。
②どのような作業に使うのか
同じDIYでも、作るものによってのこぎりの使い方は変わります。
例えば、
- 木材を必要な長さに切る
- 2×4材をカットする
- 板材を切る
- 棚を作る
- 家具を作る
- 細かな木工作業をする
などがあります。
大きな材料を切ることが多いのか、細かな加工をすることが多いのかによって、扱いやすいのこぎりも変わってきます。
「DIY」という言葉だけで決めるのではなく、自分が何を作るのかを考えて選びましょう。
③切断面をどこまできれいにしたいか
DIYでは、「切れればいい」という場合もあれば、「できるだけきれいに切りたい」という場合もあります。
例えば、切った部分が見えない場所であれば、多少切断面が粗くても問題ないことがあります。
一方、家具や棚など、切断面が見える作品では、できるだけきれいに仕上げたい場合もあるでしょう。
のこぎりは刃の目の粗さによっても切りやすさや仕上がりが変わります。
荒目と細目の違いについて詳しく知りたい方は、\[荒目と細目の違い\]をご覧ください。
④扱いやすさを重視する
DIYで使うのこぎりは、切断性能だけでなく「扱いやすいかどうか」も重要です。
特にDIY初心者の場合、のこぎりを使い慣れていないことも多いため、
- 持ちやすい
- 動かしやすい
- 切り始めをコントロールしやすい
- 自分に合った大きさである
といった点も選ぶ際のポイントになります。
性能の高いのこぎりでも、自分にとって扱いにくければ、思うように作業できないことがあります。
DIYの作業別|おすすめのこぎりの選び方

2×4材・角材を切るDIY
2×4材や角材を使ったDIYでは、材料を必要な長さに切る作業が多くなります。
棚や作業台などを作る場合には、ある程度の大きさの木材を繰り返し切ることもあります。
このようなDIYでは、木材を切りやすく、扱いやすい木工用のこぎりを選ぶとよいでしょう。
合板・板材を切るDIY
合板や板材を使って棚や収納用品などを作る場合も、のこぎりを使う機会があります。
どの程度の切断面の仕上がりを求めるのかによって、刃の選び方も変わります。
特に作品の見える部分を切る場合は、仕上がりも考えて選びましょう。
棚や家具を作るDIY
棚や家具を作る場合は、単純に「切れればいい」だけでなく、切断面の仕上がりや扱いやすさも重要になります。
寸法を測って材料を切り、組み立てる作業が多いため、できるだけ狙った位置で切りやすいのこぎりを選ぶことが大切です。
細かい木工作業をするDIY
小さな木工作品を作ったり、細かな加工をしたりする場合は、材料の大きさや加工内容に合ったのこぎりを選ぶ必要があります。
大きな材料を切るときと同じ感覚で選ぶのではなく、どのような加工をするのかを基準に考えましょう。
いろいろな木材を切るDIY
DIYでは、最初から「この材料しか切らない」と決まっているとは限りません。
棚を作ったり、家具を作ったり、ちょっとした木工作品を作ったりと、その都度使う材料が変わることもあります。
このような場合は、特定の作業だけに特化したものよりも、さまざまな木材を切るDIYに使いやすい、汎用性の高いのこぎりを選ぶと便利です。
DIY初心者ならどんなのこぎりがおすすめ?
DIYが初めての場合、「結局、最初はどれを買えばいいの?」と迷うこともあるでしょう。
初心者の場合は、特別な機能が多いものを選ぶよりも、自分がこれから行うDIYに使いやすく、扱いやすいものを選ぶことをおすすめします。
最初は扱いやすさを優先する
初めてのこぎりを使うのであれば、持ったときの扱いやすさや、自分が切りたい材料に合っているかを確認しましょう。
「高価だから初心者向き」「安いから初心者向き」とは限りません。
最初から高価なのこぎりを選ぶ必要はある?
必ずしも高価なのこぎりを選ぶ必要はありません。
重要なのは価格だけではなく、
「自分が何を切るために使うのか」
です。
DIYを始める段階では、まず自分の用途に合ったものを選び、実際に使ってみることが大切です。
迷ったら「よく切る材料」から選ぶ
何を選べばいいか迷った場合は、
「自分は何を一番よく切るだろう?」
と考えてみましょう。
木材を中心にDIYをするのであれば、木材を切ることを前提に選ぶと候補を絞りやすくなります。
DIY初心者が最初の1本を選ぶ場合は、\[初心者が最初の1本を選ぶ場合はこちら\]も参考にしてください。
DIYにおすすめののこぎり

ここまで説明してきたように、DIY用のこぎりは「DIYだからこれ」という選び方ではなく、作業内容や材料に合わせて選ぶことが大切です。
ここでは、DIYで木材を切ることを考えている方に向けて、私がおすすめするのこぎりを紹介します。
DIYで木材を幅広く切るなら「ゼットソー265」
木材を使ったDIYを幅広く楽しみたいのであれば、特定の作業だけに特化したものより、さまざまな木材を切れる汎用性の高いものがおすすめです。
私がDIY用としておすすめするのが、ゼットソー265です。
その理由は、さまざまな木材を切る幅広いDIYに対応しやすく、1本で多くの作業に使いやすいからです。
DIY用のこぎりを1本選ぶなら、まず候補に入れてほしいのこぎりです。
ゼットソー265を長く使うなら替刃も用意できる
ゼットソー265は替刃式のため、刃が摩耗した場合は替刃に交換して本体を使い続けることができます。
DIYで継続して使用する場合も、刃を交換しながら使える点は便利です。
DIY用のこぎりを選ぶときの注意点

木材以外を切るなら専用のこぎりを選ぶ
DIYでは木材以外の材料を加工することもあります。
しかし、金属やアルミ、塩ビ管などは、それぞれの材料に適したのこぎりがあります。
木材用のこぎりですべての材料を切ろうとするのではなく、切る材料に合ったのこぎりを選ぶことが大切です。
のこぎりによって得意な材料が違う
同じ「のこぎり」という名前でも、木材を切ることを得意とするもの、金属など別の材料を切るものがあります。
購入するときは、商品名だけでなく、対応する材料を確認しましょう。
用途に合わないのこぎりを無理に使わない
「手元にあるから」という理由だけで、用途の合わないのこぎりを使うのはおすすめできません。
切れにくかったり、思ったように仕上がらなかったりする原因になるためです。
DIY用のこぎり選びで迷ったら
ここまで読んでも迷う場合は、次の3つを考えてみてください。
木材をいろいろ切りたい人
さまざまなDIYに使うのであれば、特定の作業だけではなく、幅広い木材を切ることを考えて選びましょう。
DIY初心者で扱いやすさを重視する人
初めて使う場合は、価格や知名度だけではなく、実際に扱いやすいか、自分の用途に合っているかを重視しましょう。
これからもDIYを続けたい人
DIYを継続するのであれば、長く使うことを考えて、刃を交換できる替刃式ののこぎりを選ぶのもよいでしょう。
迷った場合は、「自分が何を切るのか」と「どのようなDIYをするのか」を基準にすると、選びやすくなります。
まとめ|DIY用のこぎりは「何を切るか」で選ぼう
DIY用のこぎりを選ぶときは、単純に「人気の商品」や「価格の安い商品」だけで決めるのではなく、何を切るのか、どのようなDIYをするのかを考えることが大切です。
特に木材を中心に幅広いDIYをする場合は、汎用性の高いのこぎりを選ぶと、さまざまな作業に使いやすくなります。
ポイントをまとめると、
- まず、何を切るのかを決める
- 木材を切るなら木工用のこぎりを選ぶ
- 切断面をどこまできれいに仕上げたいか考える
- 自分が行うDIYに合った扱いやすいものを選ぶ
- 幅広いDIYをするなら、汎用性の高いのこぎりを選ぶ
ということです。
自分が作りたいものや切りたい材料を考えたうえで、用途に合ったのこぎりを選んでみてください。

