車に備えておきたい非常用品の一つが、故障などで車を停止させた際に、後続車へ停止していることを知らせるための「停止表示器材」です。
従来からある三角表示板は、いざというときに必要なものですが、「かさばるので車に積んでおきたくない」「もっとコンパクトな代替品はないだろうか」と感じている方もいるのではないでしょうか。
そのような方に選択肢の一つとして知っていただきたいのが、LEDの光で停止車両の存在を知らせる「停止表示灯」です。
冨木金物商店では、日頃から取扱い、販売しているジェントス(GENTOS)の「むらぴかくん MP-34D」をおすすめしています。
今回紹介する「むらぴかくん MP-34D」は、紫色LEDの点滅によって停止車両の存在を知らせるほか、底面のマグネットや背面クリップを備え、トップライトを使えばハンディライトとしても使用できる商品です。
この記事では、むらぴかくん MP-34Dの特徴や基本的な使い方、サイズ・重量・電池・点灯時間などの仕様、使用する際の注意点を解説します。
三角表示板のかさばりが気になる方、三角表示板の代わりになるものを探している方、停止表示灯の購入を検討している方は、車に備える用品を選ぶ際の参考にしてみてください。
GENTOS「むらぴかくん MP-34D」とは?
むらぴかくん MP-34Dは、GENTOSが販売する乾電池式の停止表示灯です。
メーカーによると、道路交通法施行規則の基準に適合した製品で、三角表示板の代わりとして使用できる停止表示灯とされています。
本体には、停止表示灯として使用するメインライトと、手元などを照らすためのトップライトが搭載されています。
一般的な懐中電灯とは異なり、非常時に停止車両の存在を知らせるための機能を備えながら、通常のライトとしても活用できることが特徴です。
停止表示灯として使える紫色LED

むらぴかくんのメインライトには、紫色の高輝度LEDが8個搭載されています。
停止表示灯として使用する際は、メインライトを点滅させて、停止している車両の存在を後続車に知らせます。
メーカー公称の視認距離は、夜間約1,000m、昼間約300mです。
ただし、これはメーカーが示す数値であり、実際の見え方は周囲の明るさや天候、設置場所、電池の状態などによって変わります。
停止表示灯とハンディライト、2つの使い方
むらぴかくんには、停止表示灯として使うメインライトのほかに、白色LEDを使用したトップライトが搭載されています。
トップライトは、車内で物を探したいときや、暗い場所で手元を確認したいときなどに使えるライトです。
このように、非常時だけでなく、ちょっとした明かりが必要な場面でも活用できるのが特徴です。
なお、停止表示灯として使用する場合に適合するのはメインライトの点滅モードです。トップライトは停止表示灯の代わりとして使用できる機能ではないため、使い分けには注意しましょう。
むらぴかくん MP-34Dの主な特徴
むらぴかくんには、停止表示灯としての機能に加え、車内で保管・使用することを考えた特徴があります。
底面マグネットで固定できる

本体の底面にはマグネットが付いており、磁石が付く金属面に固定できます。
GENTOSの製品情報では、風速33m/sに耐えられる底面マグネットとして紹介されています。
車両への設置を考えた構造になっているため、非常時に停止表示灯を設置する際の利便性が特徴の一つです。
ただし、樹脂・アルミ・カーボンなど、磁石が付かない素材には固定できません。設置場所や車両の構造を確認し、取扱説明書に従って使用してください。
背面クリップで携帯しやすい
本体の背面にはクリップが付いています。
クリップを利用できる場所であれば、本体を携帯したり、保管場所に応じて取り付けたりする際に役立ちます。
本体は幅約35mm、高さ約139mm、奥行約26.5mmと細長い形状です。
電池を含む重量も約148gなので、車内の収納スペースに限りがある場合にも、備える場所を検討しやすいサイズといえるでしょう。
トップライトは懐中電灯としても使える
トップライトは、約30ルーメンの明るさを持ち、照射距離は約17mです。
例えば、夜間に車内の荷物を探したいときや、暗い場所で手元を確認したいときなどに活用できます。
ただし、これは手元などを照らすためのライトであり、広い範囲を明るく照らす作業灯とは用途が異なります。
また、トップライトを点灯している状態では、停止表示灯としての使用条件を満たしません。非常時には、メインライトの点滅モードに切り替えて使用してください。
乾電池式で、エネループにも対応
電源には単3形アルカリ電池を4本使用します。テスト用電池も付属しています。
また、メーカーはエネループの使用にも対応すると案内しています。
充電式の専用バッテリーを用意する必要がないため、乾電池式のライトを選びたい方にとっても検討しやすい仕様です。
ただし、非常時に確実に使用できるよう、電池の状態や本体の動作は定期的に確認しておきましょう。
むらぴかくん MP-34Dの基本仕様

購入前に確認しておきたい主な仕様をまとめました。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| メーカー | GENTOS(ジェントス) |
| 型番 | MP-34D |
| 種類 | 停止表示灯 |
| 使用光源 | 紫色LED×8個、白色LED×1個 |
| 視認距離(メインライト点滅) | 夜間:約1,000m/昼間:約300m |
| トップライトの明るさ | 約30ルーメン |
| トップライトの照射距離 | 約17m |
| 点灯時間(メインライト点滅) | 約30時間 |
| 点灯時間(トップライト) | 約59時間 |
| 使用電池 | 単3形アルカリ電池×4本 |
| 本体サイズ | 約幅35.0×高さ139.0×奥行26.5mm |
| 本体重量 | 約148g(電池含む) |
| 保護等級 | IP54準拠 |
| 落下耐久 | 1m |
| 付属品 | テスト用電池 |
※仕様はメーカー公表値です。点灯時間や視認距離などは、電池の種類・状態、使用環境などによって変わる場合があります。最新の情報はメーカー公式製品ページや取扱説明書で確認してください。
むらぴかくん MP-34Dを使用する際の注意点
便利な機能を備えた商品ですが、停止表示灯として使用する際には、正しい使い方を知っておくことが大切です。
停止表示灯として使うときはメインライトを点滅させる
むらぴかくんは、メインライトの点滅モードのみが三角表示板の代替品として適合しています。
トップライトは停止表示灯としての適合対象ではありません。
非常時に使用する際は、メインライトを点滅させ、車の後方に向けて使用することがメーカーから案内されています。
使用前にスイッチの操作方法を確認しておくと、いざというときにも慌てずに済みます。
使用前に電池と絶縁シートを確認する
本製品には、保管中の電池消耗や液漏れを軽減するための絶縁シートが付いています。
使用する際には絶縁シートを外す必要があります。また、携帯・保管時には、取扱説明書に従って絶縁シートを再度取り付けるか、電池を取り外してください。
非常用品は、車に積んであるだけでは十分とはいえません。
定期的に電池の状態や点灯動作を確認し、必要なときに使用できる状態を保っておきましょう。
マグネットで固定できる素材と設置場所を確認する
底面マグネットは便利な機能ですが、すべての車両や素材に固定できるわけではありません。
樹脂やアルミなどの磁石が付かない素材には設置できないため、事前に使用する車両の構造や設置場所を確認しておきましょう。
また、メーカーは車両の両側には設置しないこと、本製品を車両に取り付けたまま走行させないことも案内しています。
使用前には、必ず取扱説明書の安全上の注意を確認してください。
非常時は安全確保を最優先にする
高速道路などで故障や事故が発生した場合は、停止表示灯を設置することだけに気を取られないようにしましょう。
周囲の交通状況を確認し、可能な限り安全な場所へ避難するなど、自分や同乗者の安全を確保することが重要です。
危険な場所で無理に設置作業を行わず、警察や道路管理者などの案内に従って適切に対応してください。
むらぴかくん MP-34Dはどんな人に向いている?
ここまで紹介した特徴を踏まえると、むらぴかくん MP-34Dは、次のような人が検討しやすい商品です。
停止表示器材をコンパクトに備えたい人
車内の収納スペースには限りがあります。
むらぴかくんは細長い形状で、電池を含めても約148gです。車内に備える停止表示器材を検討している方にとって、サイズや重量は判断材料の一つになります。
非常時に使うライトも一緒に備えておきたい人
むらぴかくんには、停止表示灯として使うメインライトだけでなく、手元を照らすトップライトも搭載されています。
非常時に停止車両の存在を知らせる機能と、暗い場所で手元を確認する機能を一つの製品にまとめたい方には、検討する価値があるでしょう。
購入前にサイズや電池などの仕様を確認したい人
商品を購入する際は、機能だけでなく、サイズ・重量・電源・点灯時間なども確認しておきたいところです。
むらぴかくんは単3形アルカリ電池4本で使用でき、テスト用電池も付属しています。こうした仕様を確認したうえで、自分の車の使い方や保管場所に合っているかを判断するとよいでしょう。
むらぴかくん MP-34Dの詳細はこちら
GENTOS「むらぴかくん MP-34D」は、停止表示灯としての機能に加え、マグネットやクリップ、トップライトなどを備えたコンパクトなライトです。
一方で、購入するかどうかは、すでに車に備えている停止表示器材や、保管場所、使用目的などによって変わります。
三角表示板との違いや停止表示器材の必要性について詳しく知りたい方は、関連記事も参考にしてみてください。
むらぴかくん MP-34Dの仕様や購入について詳しく知りたい方は、冨木金物商店の商品ページをご覧ください。
車の故障や事故は、いつ起こるか分かりません。
普段はあまり意識しない非常用品だからこそ、平常時に確認し、必要なときに使えるように備えておくことが大切です。
※本記事の製品仕様はGENTOSの公式情報に基づいています。使用方法や安全上の注意については、最新の取扱説明書をご確認ください。

