先日、仕入れ先の展示会に行ってきました。
いろんなメーカーの担当の方と商品についてお話しさせてもらい、貴重で有益な時間を過ごすことができました。
その時に、いくつかおもしろい商品を見つけることができたのですが、今回はその中からGENTOS(ジェントス)の「むらぴかくん」という商品を紹介します。
GENTOS(ジェントス)の担当者に「ライトは商品の数も多いし、商品画像を見ても何が違って、何が優れているのか分かりづらいので、分かりやすいものがあるなら教えて」と正直に伝えました。
その時に紹介してくれたのが、「停止表示灯」として使えるという「むらぴかくん」でした。
担当の人の商品説明を聞きながら私自身の頭の中でふと思いました。
「あれ?そういえば、三角表示板って車に積んであったかな?」と。
皆さんはどうでしょうか?
今回は、この「むらぴかくん」をきっかけに、そもそも三角表示板や停止表示器材はなぜ必要なのか、そして三角表示板とは別の選択肢として「停止表示灯」というものがあることについて紹介します。
停止表示器材は三角表示板だけではなく、「停止表示灯」という選択肢もあります。
今回紹介するGENTOS「むらぴかくん MP-34D」は、その停止表示灯として使える製品です。
そもそも三角表示板は必要なの?

高速道路を走っているとき、突然車が故障して動けなくなってしまう。
できれば考えたくないことですが、誰にでも起こる可能性があります。
そして、高速道路上で故障などによって車を停止させる場合、後続車に「ここに車が止まっている」と知らせることが非常に重要です。
警察庁も、高速道路上で車両が動かなくなり、本線車道や路肩などに停止した場合には、車両の後方に「発炎筒、停止表示板又は停止表示灯」を設置して、後続車からの追突事故防止に努めるよう案内しています。
ここで少し注意したいのが、
「三角表示板を置かなければならない」
というだけではないことです。
法律上は「停止表示器材」という考え方があり、その中には従来からある三角形の「停止表示板」だけでなく、「停止表示灯」も含まれています。
道路交通法施行規則では、停止表示灯について、点滅式であることや、夜間に200mの距離から点灯を容易に確認できること、灯光の色が紫色であることなどの基準が定められています。
つまり、
「三角表示板しか選択肢がない」わけではありません。
これを知ると、少し見方が変わってきます。
でも、三角表示板って車に積んでいますか?

ここで一度、自分の車のことを考えてみてください。
「三角表示板、どこにある?」
すぐに答えられるでしょうか。
車を購入したときから、当然のように車のどこかに入っていると思っている方もいるかもしれません。
しかし、車に必ず標準装備されているものとは限りません。
警察庁も、高速道路を利用する際の備えとして、停止表示器材を積載して緊急事態に備えるよう案内しています。
普段は使わないものだからこそ、確認する機会もなかなかありません。
工具やスペアタイヤ、車検証などは場所を把握していても、
「停止表示器材はどこ?」
となると、意外と分からない人もいるのではないでしょうか。
しかも、停止表示器材を使うような状況というのは、たいていの場合、突然やってきます。
高速道路を走行中に車が故障した。
パンクしてしまった。
事故などで車を動かせなくなった。
そんなときに、
「そういえば三角表示板、持っていたかな?」
と考えている余裕はあまりありません。
だからこそ、普段使わないものだからこそ、平常時に確認しておくことが大切なのだと思います。
三角表示板の代わりになる「停止表示灯」とは?

ここで出てくるのが「停止表示灯」です。
停止表示灯は、三角表示板のように反射板を使って存在を知らせるのではなく、LEDなどの光によって停止している車両の存在を知らせるための器材です。
道路交通法施行規則にも「停止表示灯」の基準が定められており、灯火式の停止表示器材として規定されています。
今回、展示会で私が気になったのが、GENTOSの「むらぴかくん MP-34D」です。
GENTOSによると、MP-34Dは「三角表示板の代わりに使える停止表示灯」で、道路交通法施行規則適合品とされています。
むらぴかくん MP-34Dの特徴
むらぴかくんは、いわゆる一般的な懐中電灯とは少し違います。
本体には紫色のLEDを搭載し、停止表示灯として点滅させて使用できます。
視認距離は、メーカー公称値で夜間約1,000m、昼間約300m。
また、底面にはマグネットが付いており、車体などに固定できる構造になっています。
本体サイズは約35×139×26.5mm、電池を含む重量は約148g。
単3形アルカリ電池4本で使用でき、背面にはクリップも付いています。
さらに、上部には白色LEDのトップライトがあり、通常のハンディライトとして使用することもできます。
つまり、
「非常時にしか使わない専用品」だけではない
というところも、この商品の面白いところです。
車の中で何かを探したいときや、夜間にちょっとした確認をしたいときなど、ライトとして使うこともできます。
三角表示板と「むらぴかくん」を比べてみる

では、従来からある三角表示板と、停止表示灯であるむらぴかくんには、どのような違いがあるのでしょうか。
大まかに比較すると、次のようになります。
| 三角表示板 | むらぴかくん MP-34D | |
|---|---|---|
| 種類 | 停止表示板 | 停止表示灯 |
| 大きさ | 折りたたみ式でも比較的大きい | 約35×139×26.5mm |
| 保管 | 収納スペースが必要 | コンパクトで保管しやすい |
| 視認方法 | 反射 | LEDの点滅 |
| 夜間 | ヘッドライトなどを反射して知らせる | LEDで点滅して知らせる |
| 固定方法 | 路面に設置 | 底面マグネットなど |
| ライト機能 | 基本的になし | トップライトあり |
| 電源 | 不要 | 単3形電池4本 |
| 重量 | 製品によって異なる | 約148g(電池含む) |
こうして見ると、かなり性格が違います。
ただし、
「むらぴかくんの方が三角表示板より優れている」
という単純な話ではありません。
三角表示板には、電池が必要ないという分かりやすいメリットがあります。
一方で、むらぴかくんには、コンパクトで保管しやすいことや、LEDによって知らせられること、マグネットで固定できることなど、別のメリットがあります。
どちらを選ぶかは、車の使い方や保管場所、普段からどのような非常用品を備えているかによって変わってくるでしょう。
大切なのは、
「三角表示板を持っているか、持っていないか」だけではなく、自分の車に万が一のときに使える停止表示器材があるかを確認しておくこと
だと思います。
むらぴかくんはこんな人におすすめ
では、むらぴかくんのような停止表示灯は、どんな人に向いているのでしょうか。
車に停止表示器材を積んでいるか分からない人
まずは一度、自分の車を確認してみることをおすすめします。
「三角表示板があると思っていたけど、実はなかった」
ということもあるかもしれません。
車内の収納スペースをあまり取りたくない人
車の中は、意外と物が増えていきます。
工具、洗車用品、傘、充電器、非常用品などを入れていると、収納スペースには限りがあります。
むらぴかくんは約35×139×26.5mmとコンパクトなので、車内に常備しておきやすいサイズです。
高速道路や長距離をよく利用する人
高速道路を頻繁に利用する人ほど、万が一の故障について考えておく意味はあるでしょう。
特に、仕事や旅行などで長距離を運転する方なら、
「何かあったときにどうするか」
を事前に考えておくことは無駄ではありません。
家族の車にも非常用品を備えておきたい人
自分が普段乗っている車ならまだしも、家族が乗る車となると、
「停止表示器材は積んである?」
と改めて確認する機会は少ないものです。
家族の車も含めて、一度確認してみるのもよいでしょう。
三角表示板とは違う選択肢を知っておきたい人
三角表示板をすでに持っている方も、
「停止表示灯というものもあるんだ」
と知っておくだけで、選択肢が増えます。
何かを買い替える必要があるということではありません。
自分の車の使い方や保管状況を考えて、必要だと思えば選べばいいのです。
まとめ|まずは「自分の車に何が積んであるか」を確認してみよう
車の故障や事故は、できれば経験したくないものです。
だからこそ、普段はこうした非常用品について考えることもあまりありません。
しかし、高速道路などで車が動かなくなった場合には、後続車に停止していることを知らせるための停止表示器材が必要になります。
そして、その方法は三角表示板だけではありません。
「停止表示灯」という選択肢もあります。
今回紹介したGENTOSの「むらぴかくん MP-34D」は、三角表示板の代わりに使える停止表示灯として、コンパクトな本体やLEDによる点滅、マグネットによる固定、トップライトなどを備えています。
ただ、この記事を読んだからといって、必ず「むらぴかくんを買った方がいい」ということではありません。
まずは、
「自分の車には、万が一のときに使える停止表示器材が積んであるかな?」
と確認してみてください。
もし、
「積んでいなかった」
「どこにあるか分からない」
「三角表示板とは別の選択肢も検討してみたい」
ということであれば、停止表示灯というものを選択肢の一つに入れてみてもよいと思います。
冨木金物商店でも、GENTOS「むらぴかくん MP-34D」を取り扱っています。
商品について詳しく知りたい方は、こちらからご覧ください。
※高速道路等で故障・事故により停止した場合は、停止表示器材を設置するだけでなく、周囲の安全を十分に確認し、可能な限り安全な場所へ避難するなど、適切な対応を行ってください。警察庁も、停止車両の周辺に留まらず、ガードレールの外側など安全な場所へ避難するよう案内しています。