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LEDライトの寿命ってみなさんご存知ですか?/マキタの充電式LEDワークライトML801について

近年、建築現場で使用される作業灯や投光器においてもこれまでの電球や蛍光灯といったモノからLEDライトへと主流が変わってきています。

 

LEDタイプの作業灯や投光器はメーカーをこだわらなければ、かなりの数のLEDライトタイプの作業灯や投光器が販売されています。

 

家庭用のLEDライトから普及しだしたLEDライトですが、みなさんLEDライトの寿命ってご存知ですか?

 

LEDライトの寿命って?

 

みなさんご存知かどうかわかりませんが、LEDライトにおいて「寿命」という表現が適切かと問われると個人的には適切ではないように思っています。

 

一般的な見解としては電球の寿命で約3,000時間ほど、蛍光管の寿命で6,000~12,000時間ほど、LEDライトの寿命で40,000時間ほどと言われています。

 

しかしLEDライトの場合、電球や蛍光管と違い、電球の玉が切れたとか蛍光管がチカチカとしだして、もう交換しないといけないねという寿命のサイン的なものがありません。

 

LEDライトの場合、故障さえなければ時間の経過とともに明るさが徐々に暗くなっていきます。なのでこの暗くなったという状態をどれ位のタイミングで思うか、どのタイミングで交換が必要と思うかは人それぞれの個人差によります。

 

LEDライトの明るさが80%になったら寿命という人もいるでしょうし、30%でもまだ使える、寿命じゃないという人もいるかと思います。

 

なのでひとつの「基準」を決める必要性が出てきます。その基準を日本照明器具工業会という所が、LEDライトの明るさが70%になったら寿命としましょうという仮の寿命を決めています。そのおおよその時間が約40,000時間程度という事です。

 

なのでLEDライトの作業灯や投光器等に関しても同じような事が言えるかと思います。私どもで取扱いのあるひとつ、マキタの充電式LEDワークライトML801でも同様の事が言えるかと思います。

 

マキタの充電式LEDワークライトML801にしても、家電関係のLEDライトにしても同様の事が言えるのですが、LEDライト自体は従来の電球や蛍光管に比べて長寿命なので壊れなければ相当な時間数使用する事が可能です。

 

しかしLEDライトの長寿命に反してLEDライトの基盤やスイッチ部分の不具合というのも多々存在しています。なのでどれだけLEDライトが長寿命であっても壊れてしまっては何の意味もありません。

 

LEDライトの作業灯、投光器は壊れたら買い替え?

 

例えばマキタの充電式LEDワークライトML801を使っていて、万が一に故障でLEDライトがつかなくなったとしてもマキタの充電式LEDワークライトML801の場合は修理は可能なのですが、修理代は新品を購入するのと同じ位かかります。

 

マキタの充電式LEDワークライトML801に限らず、他のメーカーのLEDライトの作業灯や投光器に関しても同様な事が言えるかと思います。

 

なのでLEDライトの作業灯や投光器は壊れたら修理ではなく新品に買い替えるという選択肢に成らざるを得ないと思います。

 

この点をしっかりと理解した上でLEDライト製品をご購入して頂きたいと思います。なので個人的にはLEDライトの作業灯や投光器は価格が安いに越した事はないように思います。

 

*参考
マキタ 充電式 LEDワークライト  ※本体のみ/バッテリ・ 充電器別売 (ML801) マキタ 充電式ライト【あす楽】

 

まとめ

 

世間の流行でLEDライトが一気に普及しましたが、建築現場で使用される作業灯や投光器に関するLEDライトに関しては各メーカーが「明るさ」に関しての売り込みをしていますが、家庭用のLEDライトと違い「壊れるリスク」がともなってきますのでLEDライトの作業灯や投光器を選ぶ際は、よく吟味してご購入くださいね。

 

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冨木健児
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