工具について

足場屋さんが最低限必要な腰道具って?

私どもお客様の中で足場屋さんというお客様がいらっしゃいます。足場屋さんのお仕事は基本的に体力勝負的な部分が結構ありますので、正直現場レベルで高齢になっても足場屋さんですという方って本当に少ないように感じます。

 

その為、特に会社規模の足場屋さんであれば現場レベルの職人さんの入れ替わりも比較的多く、若くて新しい職人さんをちょこちょこ目にする事があります。

 

また近年では中国人の採用も数多くあるようです。中国人等外国人の場合には就労ビザの関係か深くまでは存じ上げませんが、数年経つと自国に帰らなければいけないようで頻繁に人の入れ替わりに繋がってきます。

 

そんな職人の入れ替わりが激しい足場屋さんで新しく入ってきた職人さんがまず最初に準備してもらうのが必要最低限な腰道具です。

 

足場屋さんが力仕事である事に変わりはありませんが、最低限の道具を使用しないと現場作業が出来るものも出来なくなってしまいます。そこで最低限この腰道具は必要なんじゃないですか?という道具を紹介させて頂きます。

 

入りたての足場職人さんが最低限必要な腰道具とは?

 

腰袋

 

まあ、これは当たり前っちゃあ当たり前の話しですが、道具を入れるための腰袋です。ただ、腰袋は各業種、各職人さんによってこだわりや好みが強く選択肢はかなり広いかと思います。ただ足場屋さんになりたてですみたいな方であればそこまで大きめの腰袋というのは必要無いのではないかと思います。

 

*参考
DBLTACT 2段腰袋DT-02S-RE レッド 1個

 

スケール、コンベックス

 

これは足場屋さんのみならず、どの大工さん、職人さんでも必要な道具になるかと思います。傾向的には新しい足場屋さんの職人さんに渡すスケール、コンベックスであれば良いものよりも安いスケール、コンベックスを選ばれる感じがあります。

 

*参考
プロマート メジャー MK2 ブルー (MK2555-BL)

 

アルミハンドルミニニッパ

 

これはちょっと足場屋さん特有に近い部分があって足場作業での鉄線等を切断しやすくする為にアルミハンドルミニニッパの先端部分が真っ直ぐなモノよりもカーブが掛かったモノが好まれます。

 

*参考
MKK/モトコマ AB-200 アルミハンドルミニニッパー

 

ミニ水平器

 

水平器に関してはケースバイケースなのかもしれませんが、あって損は無いという感じでしょうか?

 

*参考
ブルーレベルJr. 150mm MG付 76336 シンワ測定

 

ラチェットレンチ

 

これは足場屋さんであれば必ずと言っていいほど必需品ではないでしょうか?特にシノ付きが必要最低限なのではないでしょうか?

 

*参考
高儀 GISUKE 曲りシノ付 ショートラチェットレンチ17×21mm 狭い場所での作業などに【タカギ】【工具】【ワークツール】【大工道具】

 

工具落下防止ロープ

 

入る現場の規模や元請さんによってくるかと思いますが、最近では足場作業においての安全対策がかなり厳しくなってきているかと思われます。道具の落下防止を取り付けることも年々厳しく言われてきているかと思います。

 

*参考
基陽 KH 落ちない安全くん クリア 804-5 24680 [A060903]

 

安全帯

 

これも最近では、ほぼ当たり前に必要なものになってきています。最近では現場によってはハーネスタイプの安全帯の着用を義務付けている現場も出てきているようです。

 

*参考
安全帯タジマツール 安全帯 平ロープ(FR)安全帯 FR110L1B-SBL 黒【Lサイズ/ランヤード1100mm/ベルト長さ1400mm/スチールフック】

 

ハーネスタイプ【送料無料】【タイタン】【江戸鳶】ハーネス ET-9A胴ベルト付き+衝撃吸収ロープダブルランヤード【DJR-TW24APM-DRBL(150cm)】

 

ハンマー

 

ハンマーも好みがかなり分かれる道具のひとつかと思います。また現場の状況、環境によってはゴムタイプのハンマーが必要だったりする場合もあります。

 

*参考
【土牛産業】足場ハンマー・アシバハンマー・1kg《G-10》※全体をカバーしたゴムグリップ構造に!

 

工具差し

 

これはお好みで必要なのであれば必要な分だけ腰袋のベルトに取り付ければいいかと思います。

 

*参考
土牛(DOGYU)ステンレス製可動式ぶらぶらリングリング径50φ  F-41

 

大体の必要最低限の道具は以上のような感じになるかと思います。後は長年続けていくのであれば充電工具、特にインパクトドライバーは揃えないといけないと思いますし、その他の道具も後々は現場に合わせて必要になるかと思います。

 

これまで挙げた必要最低限の道具に関しても長年、足場屋さんをやっていればもっと良いもの、もっと使いやすいもの、もっと壊れにくいものを使いたいという風になってくるかと思います。

 

まとめ

 

足場屋さんを新たにやろうと思って腰道具を一式揃えようと考えた時に、基本的には体力勝負なので腰道具自体に費用がかさむという事は他の建築関係の業種に比べれば比較的安く抑えれるのではないかと思っています。

 

最初の取っ掛かりとして必要最低限の腰道具を揃える際にある程度出費してしまえばそこからはそれほど費用も掛かってこないかと思いますので足場屋さんの腰道具一式を揃える際の参考になってくれれば良いなと思います。

 

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冨木健児
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