トイレがつまった時に使用する、よく日常的に「すっぽん」だったり「ぱっこん」という通称で指す棒の先端にカップみたいなものが付いた道具の正式な名称ってみなさんご存知でしょうか?
正解は「ラバーカップ」と言います。
ラバーカップとは
ラバーカップは、清掃用具の一つで、トイレの排水口や、風呂場、台所の流し台等の排水管の詰まりを直すための器具である。
ラバーカップには複数の種類があるが、一般的なものは、棒の先にゴム(ラバー)でできた半球状のカップが付いている。洋風便器用のものはカップの先端が筒状になっており、便器のゼット穴と呼ばれる部分に対応している。
ラバーカップは、水溶性のものが詰まった場合や水圧不足の場合に有効である。まずラバーカップを配水口に密着させ、押しつけることによりラバーカップ内の空気を出して、次にラバーカップを上方向に強く引っ張る。この動作を何度か繰り返すことにより、詰まったものを吸引する。水や汚れが飛び散らないように押しつける動作は静かに行うことが好ましい。
ラバーカップは、吸引カップ、吸引器、通水カップ(つうすいカップ)とも呼ばれる。また、スッポン、パッコン、プカプカ等の通称でも呼ばれる。
英語ではプランジャー(plunger)と呼ぶ。英語のラバーカップ(rubber cup)は、この器具全体ではなく、器具の先端のカップ状のゴムの部分を指して用いられる。また、この器具の部品以外にも、例えばブレーキピストンのカップ等を指すのにも用いられる語である。引用元:ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97
トイレがつまった時に専門業者に頼むのもひとつの方法ですが、高額な修理代も掛かってくるので専門業者に頼むのはあくまで最終手段です。トイレがつまってしまった時の最初の対処方法として、このラバーカップでつまりを直す事をおすすめします。
ラバーカップの種類は通常のラバーカップの大や中といったサイズと洋式トイレ専用の洋式ラバーカップの大や小といった種類に分かれます。サイズは各メーカーのラバーカップと自宅のトイレのサイズが適合するサイズを選んでください。
ラバーカップの使い方
ラバーカップの使い方をご紹介する前にまず最初にして欲しい事は、ラバーカップを使用する際にトイレの水が周りに飛び散る可能性が大ですので便座部分や周りの床をきちんと養生する事をおすすめします。
トイレの排水部分にきっちりと密着するようにラバーカップを押し当てます。
その後ラバーカップの棒を押して引いてを繰り返し行います。
繰り返し行っていると詰まり物が抜けたような感触が伝わってきますのでラバーカップを取って水を流してしっかりと流れるようであればOKです。
まだ詰まっているようであればラバーカップを使って同じ事を繰り返し行います。
それでもどうしてもつまりが改善されないようであれば専門業者にご相談です。
YOU TUBEでラバーカップの使いからを紹介しているサイトがありましたのでご紹介させて頂きます。使い方の参考にしてみてください。
引用元:YOU TUBE
https://www.youtube.com/watch?v=FVf7rLRmXdE
*参考
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まとめ
世間一般的には「すっぽん」や「ぱっこん」という通称で通っていて誰でも知っているような道具ですが、実際にラバーカップという名称であったり、実際に使用する時の正しい使い方を知っているという方は以外と多いように感じます。特に昔のトイレと違って新築なんかにある現代のトイレではトイレがつまるというケースは滅多に無いかと思いますので特に若年層には縁の遠い存在なのではないでしょうか?
トイレがつまった時はパニックにならずに落ち着いて対処してみてください。