「思ったより切れない」
「まっすぐ切れない」
「刃がすぐダメになった」

のこぎりを初めて使った人の多くが、一度はこんな経験をします。
最初はうまくいかなくても珍しいことではなく、むしろ初心者なら自然に起こりやすい失敗です。

ですが、その原因は手先の器用さやセンスではありません。
実際には、のこぎりの使い方そのものよりも、最初の当て方や力の入れ方、材料の固定の仕方など、基本の部分でつまずいていることがほとんどです。

多くの場合は、

・使い始め方
・力のかけ方
・道具選び
・刃の状態
・材料の固定方法

など、初心者が気づきにくい基本が関係しています。

このページでは、初心者が特につまずきやすい失敗を整理し、
「なぜそうなるのか」だけでなく、「どう直せばいいのか」「次に何を知ればいいのか」まで分かるようにまとめています。

まずは、「自分がどの失敗に近いか」を確認してみてください。
原因が分かれば、のこぎりは思っているよりずっと扱いやすくなります。

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のこぎり初心者が失敗しやすいのは才能ではなく順番

 

うまく切れないと、

「向いていないかもしれない」
「力が足りないのかな」

と感じることがあります。

ですが、実際には逆です。

初心者ほど、うまく切れない原因を「自分の力不足」だと考えてしまい、つい力を入れたり、何度も往復させたりして解決しようとしがちです。
しかし、のこぎりは力で押し切る道具ではなく、刃を正しく当てて、無理なく動かすことで切れる道具です。

そのため、切れないときにまず見直すべきなのは、腕力ではなく使い方や道具の状態です。
たとえば、刃の当て方がずれていないか、材料がしっかり固定されているか、そもそも切ろうとしている素材に合ったのこぎりかどうかを確認するだけでも、結果が大きく変わることがあります。

順番としては、

使い方を知る

失敗原因を知る

必要なら道具を見直す

という流れのほうが、結果として早く上達します。

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失敗① まっすぐ切れない

のこぎりでまっすぐ切れる例と曲がる例の比較図

もっとも多い悩みです。

切り始めは真っ直ぐだったのに、途中から曲がる。
あるいは、最初から線に沿って進まず、思った方向に刃が入っていかない。

この失敗は、初心者にとても多く見られます。
見た目には「自分の手がぶれているだけ」に感じやすいのですが、実際には次のような原因が重なっていることが多くあります。

・押し込みすぎている
・最初の切り込みが浅い
・刃全体を使えていない
・材料固定が弱い
・刃を当てる角度が安定していない

特に初心者は、「早く切ろう」として力を入れすぎてしまいがちです。
しかし、のこぎりは力任せに動かすほど曲がりやすくなります。
また、材料がしっかり固定されていないと、切っている途中で木材や部材が動き、刃の進行方向がずれてしまいます。

無理に修正しようとして途中で押し戻したり、強くこじったりすると、さらに曲がることがあります。
まずは「どこでずれたのか」を確認し、原因を一つずつ見直すことが大切です。

▶︎ 詳しく見る
→ のこぎり初心者|まっすぐ切れない原因

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失敗② 刃がすぐ切れなくなる

のこぎりが切れない原因を切り分ける図

数回使っただけで、

「もう切れ味が悪い」

と感じるケースがあります。

ただ、実際には刃そのものがすぐに悪くなったとは限りません。
初心者の場合は、切る素材との相性や使い方の影響で、切れ味が落ちたように感じていることも多いです。

たとえば、

・切る素材が合っていない
・無理な角度で使っている
・力を入れすぎている
・保管方法が悪い
・刃に汚れやサビが残っている

といったことが重なると、切れ味は一気に悪く感じられます。

そのまま使い続けると、切るたびに余計な力が必要になり、疲れやすくなるだけでなく、刃を傷めたり、思わぬ事故につながることもあります。

まずは「本当に刃がダメになったのか」「使い方の問題なのか」を切り分けることが大切です。

▶︎ 詳しく見る
→ のこぎり初心者|刃をすぐダメにする使い方

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失敗③ 力を入れないと切れない

 

初心者ほど起きやすい失敗です。

本来、のこぎりは刃が仕事をする道具です。
ところが初めて使うと、どうしても「早く切りたい」「しっかり押し込めば進むはず」と考えてしまい、力で動かそうとしてしまいます。

必要以上に力を入れると、

・疲れる
・切断面が荒れる
・刃を傷める
・途中で曲がりやすくなる
・切り始めの感覚がつかみにくくなる

という悪循環になります。

特に、切れないと感じたときほど力を強くしてしまいがちですが、実際には逆効果です。
刃の当て方や動かし方が合っていないだけなのに、無理に押したり引いたりすると、余計に切りにくくなってしまいます。

もし強く押したり引いたりしているなら、一度使い方を見直してみる価値があります。
力を抜いて、刃をまっすぐ当てることを意識するだけでも、切れ方はかなり変わります。

▶︎ 関連記事
→ のこぎり 切れない・切れ味

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失敗④ どれを買えばいいか分からない

 

意外と多いのが、使い方ではなく選び方で止まってしまうケースです。

初心者は、

「とりあえず万能な1本を買えば大丈夫そう」

と考えがちですが、実際には用途があいまいなまま選ぶと、切りにくさや扱いにくさにつながりやすくなります。

たとえば、木を切りたいのか、細かい作業をしたいのか、替刃式が向いているのかによって、選ぶべきのこぎりは変わります。
最初の1本は、何でもこなせるものよりも、自分の使い方に合ったものを選ぶほうが失敗しにくくなります。

もし選び方で迷っているなら、次の記事から考えてみてください。

▶︎ 関連記事
→ のこぎり初心者|初心者向けおすすめ

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まとめ|失敗は正常、原因が分かれば次は変わる

のこぎり初心者が次に読む記事の順番を示した導線図

初心者が失敗すること自体は珍しくありません。

むしろ、最初からうまく切れる人のほうが少なく、多くの場合は「なぜうまくいかないのか」が分からないまま、力任せに続けてしまうことが原因です。

大切なのは、

・切れない理由を知る
・使い方を修正する
・必要なら道具を見直す

この順番です。

原因が分かれば、同じ失敗を何度も繰り返す必要はありません。
少し見方を変えるだけで、切りやすさや仕上がりは大きく変わります。

今の悩みに近いものから、次の記事へ進んでみてください。

・まっすぐ切れない → 初心者|まっすぐ切れない原因
・刃がすぐダメになる → 初心者|刃をすぐダメにする使い方
・選び方で迷っている → 初心者向けおすすめ

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冨木健児
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