のこぎりは水洗いしても大丈夫?正しい洗い方と錆びさせないための注意点
のこぎりを使ったあと、刃についた木くずやヤニを見て、
「水で洗ってしまってもいいのだろうか?」
と迷ったことはありませんか。
結論から言うと、のこぎりは基本的には、条件を守れば水洗いしても問題ありません。
ただし、洗い方やその後の扱いを間違えると、錆びを一気に進行させてしまう危険な手入れ方法にもなります。
この記事では、
・のこぎりを水洗いしてよいケース
・正しい水洗いの手順
・水洗い後に必ず行うべきこと
・やってはいけない水洗いのNG例
を整理し、安心して判断できる基準をお伝えします。
のこぎりはどんなときに水洗いしてよいのか

水洗いが向いているのは、刃の状態がまだ軽い汚れの段階にある場合です。
具体的には、
・使用直後で、木くずや粉じんが付着している
・表面に軽いヤニ汚れが付いている
・中性洗剤と併用して、刃表面の汚れを一度きれいにしたい
といったケースです。
この段階であれば、水洗いは有効な手入れ方法の一つになります。
一方で、錆びがすでに出ている場合や
ヤニが固着している場合は、水洗いだけでは不十分です。
これらは専用の手入れ方法を選ぶ必要があります。
のこぎりの正しい水洗い手順

水洗いをする場合は、以下の流れを守ってください。
使用するもの
・台所用の中性洗剤
・スポンジ、または歯ブラシ
・乾いた布やキッチンペーパー
手順
1.できるだけ使用後すぐに洗う
汚れは時間が経つほど落ちにくくなります。
2.中性洗剤を少量使い、やさしく洗う
刃の目に沿って、軽くなでるように洗います。
3.強くこすらない
力を入れすぎると、刃先や目立てを傷める原因になります。
4.洗い終えたら、すぐに水分を拭き取る
自然乾燥はせず、刃全体を確実に拭き上げます。
水洗い後に必ずやるべき仕上げ

水洗いで最も重要なのは、洗ったあとです。
・刃・背金・柄の付け根まで水分を残さない
・完全に乾いたことを確認する
・必要に応じて、薄く防錆用の油を塗る
この一手間を省くと、「きれいにしたはずなのに錆びた」という結果になりやすくなります。
※防錆油の種類(椿油・5-56・シリコンスプレーなど)については、それぞれ別記事で解説する前提にすると、内容が被りません。
やってはいけない水洗いのNG例
次のような水洗いは、のこぎりの寿命を縮めます。
・洗ったまま放置して自然乾燥させる
・柄まで長時間水に浸ける
・強い水圧で一気に洗い流す
・洗浄後、何もせず収納する
特に多いのが、
「水洗い=きれい=そのまましまってOK」
という勘違いです。
水洗いは万能ではない|状態に応じて使い分ける
水洗いは、あくまで軽い汚れを落とすための手入れです。
・軽い汚れ → 水洗い
・ヤニがひどい → ヤニ専用の落とし方
・錆びがある → 錆び取りの手入れ
というように、状態に応じて方法を選ぶことで、のこぎりは長く、気持ちよく使い続けられます。
水洗い自体は正しく行えば問題ありませんが、その後の乾燥や油の塗布、保管環境を間違えると錆びや切れ味低下の原因になります。
洗浄後を含めた、のこぎり全体の正しい保管方法については、
【保存版】のこぎりの正しい保管方法|錆び・切れ味低下を防ぐ基本とNG例
で詳しく解説しています。
まとめ|水洗いは「正しく行えば問題なし」
・のこぎりは条件付きで水洗いしてよい
・洗ったあとは即拭き取りが必須
・自然乾燥や放置は錆びの原因
・他の手入れ方法と組み合わせることが大切
水洗いを「雑に済ませる方法」ではなく、今ののこぎりの状態を見極めたうえで行う、正しいメンテナンスの一工程として取り入れてください。






