先日、あるハウスメーカー様の住宅の新築現場にキョーワナスタのバルコニー物干金物を納めてきました。
住宅の室内物干しやアパート、集合住宅のバルコニー等での洗濯物干しとして数多く使用されているのがバルコニー物干金物です。
目次
バルコニー物干金物のメーカーの大手はキョーワナスタなのですが・・・。
元々はキョーワナスタのバルコニー物干金物が最初に販売されて多くの方に使用されていました。それが近年では、コストダウンの観点からキョーワナスタのバルコニー物干金物と全く同じ形をした輸入モノのバルコニー物干金物が数多く存在しています。
この輸入モノのバルコニー物干金物がなかなか侮れない商品でキョーワナスタの物干金物となんら変わらない状態で使用できます。メーカーさんレベルで厳密な事を言えば耐久性的な部分や塗装の耐久性等で違いがあるのかもしれませんが、私どものように販売している立場からすれば正直違いは、ほとんどありません。
キョーワナスタのバルコニー物干金物と輸入モノのバルコニー物干金物の性能上に違いがほとんど無いにも関わらず輸入モノのバルコニー物干金物の方が圧倒的に安いという優れものです。
なので近年ではキョーワナスタのバルコニー物干金物はほとんど売れず、輸入モノのバルコニー物干金物の方が圧倒的に売れています。
今回、納めさせて頂いたあるハウスメーカー様の場合はキョーワナスタのバルコニー物干金物が指定が入っているので、こちらのハウスメーカー様に納めさせて頂いているバルコニー物干金物は全てキョーワナスタのバルコニー物干金物が使用されています。
バルコニー物干金物の使い方
バルコニー物干金物は2個1セットとして使用します。天井に取り付いているバルコニー物干金物の物干竿を引っ掛けるフックを下げてフックに物干竿を乗せます。乗せた物干竿に洗濯物を掛けていくという至ってシンプルな物干金物です。
当たり前ですが、バルコニー物干金物に通常は物干竿は付いてきませんので別途、物干竿が必要になります。ハウスメーカー等で既に物干竿が付いている場合は別ですが・・・。
バルコニー物干金物の取り付け方
物干竿を掛けたい場所に物干竿の両サイドに近い位置の天井にバルコニー物干金物を取り付けます。ただし、バルコニー物干金物は通常コーチスクリューかビス止めで固定させるのですが、下地のある場所に止めないと洗濯物の重たさに耐え切れずバルコニー物干金物ごと落下する危険が大です。
正直一般の方がバルコニー物干金物を取り付けるのはあまりおすすめはできません。大工さんや専門業者の方に取り付けてもらう事をおすすめします。
バルコニー物干金物の規格(キョーワナスタの場合)
天井の高さに合わせてバルコニー物干金物のサイズの設定がいくつか存在しています。ごく一般的なサイズは最大で640の高さになるものかと思います。
天井が低ければ640よりも小さいバルコニー物干金物が必要になりますし、天井が高くなればなるほどサイズの大きいバルコニー物干金物が必要になります。
キョーワナスタの場合のサイズの選択肢を画像に載せてみましたので参考にされたい方は是非参考にしてみてください。
㈱ナスタHP
http://www.nasta.co.jp/
*参考
キョーワナスタ 天井吊り用 物干金物(自在型) KS-640AF-M 全長640ミリ 1本
バルコニー物干金物に関して事前にご理解頂きたい点
バルコニー物干金物はコストも安く使い勝手も良いので天井から吊るす物干金物としては非常に利便性の良い物干金物で良く出る商品なのですが、配送の関係で納入されてくる最初の段階から多少のキズが付いている事がほとんどです。
コストが安いので塗装がハゲやすいというのもありますし、バルコニー物干金物の形状の関係上、梱包が難しいのと両方の要因があるかと思います。この点は輸入モノのバルコニー物干金物であってもキョーワナスタのバルコニー物干金物であってもどちらであっても起こりえる部分です。
ごくまれにお客様からバルコニー物干金物のキズが気になるという指摘があるようですが(私どもに直接そのような話しにはなっていませんが・・・)この点は正直私どものレベルではどうする事もできないレベルの問題です。この点だけはご購入前の段階でご理解頂きますようお願い致します。
最後に
天井に吊るす物干金物の中でバルコニー物干金物はごく一般的な物干金物のひとつで価格やバリエーションを考えるとその他にも数多くの物干金物が存在します。
今回取り上げさせて頂いたバルコニー物干金物はあくまで低コストで使い勝手の良い物干金物として人気の高い商品になりますのでもっと使い勝手の良いモノやもっとデザイン性の良いモノをお探しの場合にはもっと良い物干金物がありますのでその点はおいおいと紹介していきたいと思います。